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宇多野病院では臨床・教育・研究で将来も活躍できる人材の育成を目指します

宇多野病院神経内科では、将来の担い手となる若手医師に次のことを期待しています。
1)可能限り正確な診断、正しい治療選択のできる臨床家であること
2)患者さんが困っている問題点に目を向け、医学的な解決を提供するべく努力すること
3)現在、すぐに解決できなくとも、将来の解決に向けて努力すること

このためには、多数の症例について、きちんと病歴をとり、神経学的な所見をとるトレーニングを行う必要があることはいうまでもありません。当院神経内科の年入院実績は約1, 100件とわが国でも最多の病院の一つです。 これらの新患のうち、レジデントが受け持つ症例は全例、新患紹介と回診とで病歴、診察所見をもとに、診断、病態、治療を検討します。
一方、現在は解決されていないが、将来の解決のために新たに研究を行うこともきわめて重要であると考えています。医学研究には、分子レベルで病態を探っていく基礎的な研究から、実際のベッドサイドでのデータをもとに診断、治療などについて検討する臨床研究までが含まれますが、当院では、豊富な症例と継続的に収集される臨床データをもとにした臨床研究の遂行に力を入れています。
たとえば、2011年に発表された「パーキンソン病治療ガイドライン(日本神経学会監修)」では、ドパミンアゴニストと心臓弁膜症との関連アマンタジンによるジスキネジアの抑制の2つの分野で宇多野病院で行われた研究成果の論文が引用されています。また、MIBG心筋シンチグラムの低下とパーキンソン病診断の精度との関係を扱った論文は高い注目を集めています。
さらに、この研究を発展させ、パーキンソン病と多系統萎縮症との鑑別について、MRIの拡散係数の変化とMIBGの取り込み低下の2つの検査法を比較した研究を行いました。この研究は、当院で研修を行い、現在は、Clinical Research Fellowとして活躍している梅村敦史先生が中心になってまとめたものです。
このように、自分たち自身でおこなった診療の中から、EBMを構築することが重要であり、当院での研修では、EBMを重視し、科学的に診断、治療を構築できる医師を養成することを目標としています。このために、後期専修を特に優れた成績で修了したものは、Clinical Research Fellowとして臨床研究に従事できる場合があります。

伝統

当院の歴史は古く、大正9年の京都市立宇多野療養所に始まります。
昭和22年には国立に移管され、昭和55年には、旧国立療養所病院としては最初の臨床研究部が設置されました。臨床研究部は文部科学省認定研究機関に指定されており、当院は、診療のみならず、研究施設としての側面を有します。
平成16年の独立行政法人化に伴い、独立行政法人国立病院機構宇多野病院 関西脳神経筋センターとなり、文字通り、西日本の脳・神経・筋疾患のセンターとしての役割を果たすべく診療・研究・教育を行っています。総病床数は400床ですが、このうち神経内科領域の病床数は220床で、これは、東京都立神経病院と並んでわが国最多です。このほか、脳神経外科、てんかん科、循環器内科、整形外科、呼吸内科、免疫・膠原病科などを有し、京都市西側の一般診療の基幹病院としての側面を持ちます。

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活躍する宇多野神経内科OB

宇多野病院神経内科関連のOBには西谷裕名誉院長(現、康生会武田病院顧問)、齋田孝彦名誉院長(前、宇多野病院長)、久野貞子 前国立精神神経センター武蔵病院副院長、兼本浩祐 愛知医科大学教授(てんかん分野)松井真 金沢医科大学神経内科教授、ALSの新しい原因遺伝子を特定した川上秀史 広島大学教授などがおり、全国で活躍しています。

レジデントは日本全国から集まります

こうした、輝かしい実績・伝統を持つ宇多野病院ですが、堅苦しい雰囲気は皆無で、宇多野病院のレジデントは全国公募で、やる気のある若い世代に門戸を開いています。最近5年間のレジデント出身大学は、北海道大学(1)、旭川医科大学(1)、群馬大学(1)、弘前大学(1)、東北大学(1)、新潟大学(1)、京都大学(3)、京都府立医科大学(1)、滋賀医科大学(2)、大阪市立大学(1)、岡山大学(1)、大阪医科大学(1)、関西医科大学(1) ()は人数、と多岐にわたっています。

2005年からのレジデントプログラム参加者は29名

2005年に2名のレジデントを対象に後期研修プログラムを策定。本研修プログラムに参加された神経内科医は29名に上ります(短期プログラム参加者は除く)。プログラム修了者は日本全国で活躍しています。


古都、京都の名所旧跡の中に立地

宇多野病院は、京都の西側、嵐山と鹿苑寺金閣のほぼ中間に位置し、真言宗御室派総本山である仁和寺からは、ほど近い場所に立地しています。仁和寺は光孝天皇の勅願により建立が開始されましたが、光孝天皇崩御後、宇多天皇により完成されました。
宇多野病院の名称はこの宇多天皇に由来し、宇多天皇は法皇となってからは御室御所仁和寺内におきました。宇多野病院には周囲には桜や紅葉の名所、また、寺社仏閣などの名所旧跡が多数有ります。


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Access

住所

京都市右京区鳴滝音戸山町8 NHO宇多野病院関西脳神経筋センター

連絡先

e-mail: sawada@unh.hosp.go.jp
電話: 075-461-5121
FAX : 075-461-5121

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  • JR花園駅(山陰線)からタクシ−5分

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  • 京都市バス26系統(御室・山越行)25分宇多野病院前下車

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  • 京都市バス10系統(御室・山越行)45分宇多野病院前下車  
  • 京都市バス59系統(金閣寺・山越行)45分宇多野病院前下車

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  • タクシーで10分(3Km)

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西大路五条を左折、葛野大路五条を右折します。
葛野大路通りを北へ、突き当たりを左折すると天神川通りにでます。
天神川通りを右折し、福王子交差点を左折すると宇多野病院です。

※駐車場がございます。



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